ここ最近は仕事やプライベートで大阪に行く事が増えています。
今回もビジネスと観光を兼ねて大阪に行ってきました。今回の宿泊先に選んだのは「ホテル阪急レスパイア」です。
ホテル阪急レスパイアを選んだ理由は、梅田近辺を中心に行動する必要があったということもあるのですが、主な理由は
- 駅から近い
- 朝食がすごいらしい
- オープン記念のプレゼントが期待できそう
という3点です。この記事ではホテル阪急レスパイアのアクセス、食事、お部屋など様々な情報をレビューしていきます。
う大阪への出張や旅行の予定があり、梅田近辺でのホテルを探している方は是非ともご一読してみてください。
Contents
ホテル阪急レスパイアについて
ホテル阪急レスパイアは、阪急阪神第一ホテルグループの新ホテルブランド「Hotel Hankyu RESPIRE」の1号店として2019年11月27日にオープンしました。
レスパイア(RESPIRE)という名称は、心身を癒す意味の「rest」と、感性を刺激するなどの意味を持つ「inspire」の二つの言葉を合わせた造語です。さらにRESPIREには「呼吸をする」という意味もあるとのことです。
訪れた人がホッと一息できる癒しの場所や明日への活力を得られる場所になるようにという願いがこめられています。
主な概要は以下の通り。
住所:〒532-0003 大阪市北区大深町1番1号 電話:06-6372-8006(代表)
客室数:1,030室
飲食店等:レストラン「グリリアートクオッカ」 その他施設:フィットネスジム、会議室、宴会場
その他、授乳室やコインランドリーも完備しています。
出展:ホテル阪急レスパイア大阪
複合施設リンクス梅田/ヨドバシカメラのビル「ヨドバシ梅田タワー」の9階にホテルのフロント・ロビー、レストラン、日本庭園、バンケットルームが、12階~35階に客室、フィットネスルーム(24階)、コインランドリー(24階)が配置されています。
アクセス抜群な好立地ホテル
ホテル阪急レスパイア梅田は、ヨドバシカメラや施設リンクス梅田のビル「ヨドバシ梅田タワー」の9階、12階~35階に位置しています。
JR大阪駅から3階連絡橋出口より徒歩約3分、阪急電車大阪梅田駅より徒歩約5分、大阪メトロ御堂筋線梅田駅より徒歩約5分というアクセス抜群の好立地ホテルです。
大阪空港(伊丹空港)、関西空港のいずれからもリムジンバスが出ています。リムジンバスは新阪急ホテルの南玄関に停まりますが、新阪急ホテルの南玄関からも徒歩3分です。
電車・飛行機いずれの行路を選んでも便利です。
私は、JR大阪駅の3階の連絡橋出口からホテルへ向かいました。ヨドバシ梅田タワー2階部分と連絡通路ができていて、本当に3分で到着しました。
10年くらい前はJR大阪駅からヨドバシ梅田まで行くには連絡通路もなく「近いのになぜかすぐに辿りつけない」という印象でしたが、ここ10年の大阪駅・梅田駅周辺は駅と様々な施設のアクセスがかなり改善されています。
ホテル阪急レスパイア大阪のフロント・ロビーの様子
ロビーは梅田という都会の中とは思えないぐらい落ち着いた雰囲気でリラックスできます。屋内庭園はさながら都会のオアシスといった感じです。
「日本らしさ」「大阪らしさ」を意識しているとホームページなどに記載していますが、確かに日本らしい和の色合いを感じる配色・内装です。
仕掛けも凝っていて、上記写真の窓際のテーブルには京阪神の地図が刻まれているのですが、ただ地図を刻むだけでなく、サイネージに表示された情報とリンクした場所が地図上で光るという仕掛けになっています。
また、ロビーでは京阪神地域のジオラマと、AR(拡張現実)技術を融合させた観光ガイドAIの「MUSUBI」が設置されています。(上記写真、左奥の赤い物体)
MUSUBIは、備え付けのタブレットPCのカメラをジオラマに向けると、画面上に阪急・阪神沿線のお勧め観光スポットが現われ、そのスポットの観光情報の表示などができます。
フロントはご覧の通りの広さです。一度に8人対応することが可能。
この日は比較的空いていました。フロントで直接チェックインするだけでなく、機会でのチェックインもできます。
フロントの方の対応も丁寧でした。ヨドバシカメラ直結ということもあってか、家電目当ての外国人観光客も多かったです。
外国人観光客にはとても嬉しい外貨両替機も完備です。
「都会の喧騒とは無縁なつくりとし、ストレスフリーなおもてなしを提供」というコンセプトですが、外貨両替機が設置されているというのも、旅をよりストレスフリーに過ごせます。
9階にはレストランもあります。
レストラン「グリリアート クオッカ」は、こだわりのイタリアンを味わうことができるがオールデイダイニングです。
朝食では和洋ビュッフェ、ランチ・ディナーは前菜ビュッフェ付きのイタリアンコースやなどが楽しめます。
後述しますが、ここの朝食は最高でした。
ホテル阪急レスパイアの客室
「OSAKA Japanese Style」なるものがホテル阪急レスパイアの客室のデザインテーマです。
日本的な質感や大阪らしい空気感を表現していて
- 梅:大阪の府花である梅の花
- 田園:阪急・阪神沿線の田園風景
- 大阪城:雅な大阪と城の石垣
といった3つのスキームにわかれています。部屋のタイプは以下の通りです。
客室タイプ | 広さ |
---|---|
ダブル | 19㎡ |
スタンダードツイン | 25㎡ |
スタンダードトリプル | 25㎡ |
フォース | 47㎡ |
今回はダブルの部屋に宿泊しました。
廊下はシックでモダンな感じ。廊下には足音が響かないような工夫も施されています。
今回、宿泊したお部屋です。
この部屋のスキームは田園ですね。シンプルで落ち着ける部屋です。
全室バス・トイレはセパレートタイプです。
最近はユニットタイプよりもセパレートタイプが増えているようですね。
トイレも浴槽もシャワーヘッドも最新タイプを使用しています。
シャワーヘッドは満遍なく体にお湯が当たってくれるので、体についた泡を流すにもシャンプーを流すにも程よい感じで流すことができので、家のシャワーヘッドも同タイプにしたいなと思いました。
洗面台はコンパクトでシンプルでおしゃれな感じ。 コンパクトだけど、狭苦しさは感じません。アメニティもバッチリ。
ホテル阪急レスパイア大阪オリジナルのミネラルウォーターが2本サービスでついています。
お茶とインスタントコーヒーも用意されています。
マリオット系列のホテルでよく設置されているネスカフェのドルチェグストなどがないのはちょっと淋しいけれど
マリオット系列のホテルでよく設置されている、ネスカフェのドルチェグストなどがないのはちょっと淋しかったです。
オープン記念のプレゼントは、バブと蒸気で目を癒すアイマスクです。目も体も疲れていたので、これはとっても有難い。
子供けのアメニティもあります。可愛らしいですね。小さな子供が喜びそうです。
特にビジネスパーソンやファミリー層など特定の層にターゲットを絞っているわけではないのですが、バス内には浴槽、洗い場がありますので、子連れにも良さそうなホテルだと思います。
パジャマも私がすきな上下セパレートタイプです。
浴衣よりも断然、セパレートタイプのパジャマの方が着やすいし良いと思います。このセパレートタイプのパジャマを採用しているホテルも増えてきています。
ミニ冷蔵庫もあるのでアイスや飲み物の冷やせます。中には有料のドリンク類はなく、自身で購入したものを、この冷蔵庫で冷やしておきます。
セキュリティボックスも完備。
コンセントもUSBケーブルもあります。海外のプラグも対応しています。
パソコンを持ち込んで作業もできます。Wifiももちろん完備なのでネットも接続可能。
室内備え付けの49型ミラーリング機能付きTV。
TVだけなく館内の案内やニュース、YouTubeやAbemaTVまで観る事ができます。
TVだけなく館内の案内やニュース、YouTubeやAbemaTVまで観る事ができます。
駅から直結というアクセスの良さや設備のわりには、料金は42,300円~とリーズナブルです。
4人部屋タイプのフォースに至っては4名利用 で87,920円というお得な設定。4人家族や友達4人での宿泊にはホテル阪急レスパイア大阪のフォースをおすすめします。
フィットネスジム・その他施設
ホテル阪急レスパイアには宿泊客なら誰もが24時間利用ができるフィットネスジムも完備しています。
今回はフィットネスジムも利用しました。24階にあるので、大阪の景色を一望しながらトレーニングを楽しめます。
夜にきたらきっと夜景が綺麗なんだろうなと思います。
マシーンも最新式のものを採用しているようで、使いやすい&適度な負荷で無駄なくトレーニングができました。
タオルも借りることができるので汗をかいても大丈夫です。
その他施設
ジムの他には、コインランドリーや授乳室、会議室や宴会場などが完備されています。
コインランドリーは24時間利用可能で8台の洗濯機があります。ちょっと長めの旅や出張の時なども安心。
授乳室は9階に設置。調乳機も併設されているので、赤ちゃんを連れたママも安心して宿泊することができます。
ホテルそのものに売店はなく、自動販売機が宿泊階の各階に設置されています。
ホテルのビルにはヨドバシカメラや複合施設があるし、ホテル周辺もお店が多いので飲み物や食べ物には困らないです。
高級ホテルに見劣りしない充実の朝食
オープン当初から口コミなどで「ホテル阪急レスパイア大阪の朝食はすごい」という評判を目にしていたので、かなり朝食には期待をしていましたが、結論からいうと大満足です。
今まで宿泊したマリオット系列などの高級ホテルにも決して見劣りをしない内容でした。
朝食の会場は「グリリアート・クオッカ」
和洋折衷型のビュッフェでしたが、とにかく種類が豊富で充実した朝食でした。
内装も凝っていて、とにかく広い。店内も明るい雰囲気なので、朝から楽しく食事が楽しめました。
サラダもフルーツもタップリ。ライチがあるのも嬉しい。ドレッシングも種類が豊富。
パンも焼きたてが並んでいました。素朴な味わいのパンでした。
フルーツジュース各種。フレシュで飲みやすかったです。
おかずも色々です。パンケーキやベーコン、フライドポテト スクランブルエッグと目玉焼きもあります。目玉焼きはほどよい焼き加減ですね。
シュウマイにソーセージも。和洋だけでなく中華もあり。イタリアン料理の店なのですが、多国籍な感じのメニューです。
ソーセージはパリっとジューシーでした。
お味噌汁やおかゆもあります。ちょっと胃もたれしてアッサリと朝ごはんを済ませたい人にも良いですね。
お魚の横には大阪名物のたこ焼き。ホテルでたこ焼きを食べられると思っていませんでしたので感激です。
和食も用意してます。煮物などは味がよく染みてて美味しかったです。海苔や漬物や各種薬味があるのもご飯好きにとっては嬉しいですね。ご飯が進みます。
今回の朝食、まずはこんな感じです。(この後にまた料理をとりにいきました)
お味噌汁とご飯ははずせないですね。
少量づつ気に気に入ったおかずをチョイスしています。ベーコンは塩加減が程よかったです。煮物も関西風の薄味ですが、上品な味付けでした。
パンケーキもバターやハチミツをぬっても美味しかったし、ぬらなくてもほんのりした生地の甘さが効いていたので何もつけなくてもOKです。
イカナゴのクギ煮(シュウマイの奥にある茶色い佃煮のようなもの)は、ご飯のお供には最高でした。シェフにイカナゴのクギ煮のレシピを教えてもらいたいぐらい美味しかったでのです。
関西のお母さんたちは春先にイカナゴのクギ煮を作るとのことで、各家庭によって味付けは様々で作り方や作った後もバリエーションに飛んでるそうです。
関西に親戚がいれば送ってもらいたいぐらいイカナゴの釘にが気に入ってしまいました。
朝食はもう大満足です。朝のだるさや憂鬱さも吹っ飛んでしまうぐらい美味しくて、お腹いっぱいで幸せな時間でした。
まとめ
以上、ホテル阪急レスパイア大阪の宿泊体験記でした。このホテルの魅力は
- 最寄駅から徒歩3分~5分圏内とアクセス抜群
- 朝食が高級ホテル並みかそれ以上のクォリティ
- 部屋はかなり便利なのにリーズナブルな客室乗務員
という点です。
客室が高層階に位置するため、窓からの景色は最高でした。
また大阪に行く際は利用したいホテルの一つです。