クレジットカード

JCB ザクラス(THE CLASS)を持つメリットの紹介!インビテーションを受けとる条件も解説

日本で唯一のクレジットカードの国際ブランドJCB。このJCBが発行しているプロパーカードの最高峰に位置するのが、JCB ザクラス(THE CLASS)です。手に入れるためには、インビテーションが必要となり、入手の難易度も高いカードになっています。しかしながら、所持しているだけでついてくる特典はかなり多く、年会費も他のブラックカードなどと比べると各段に安いためコスパも良いカードになっています。JCB ザクラス(THE CLASS)JCBに選ばれた人のみが所有できるため、カードが持っているポテンシャルやメリットなどはあまり理解している人が多くありません。今回はJCB ザクラス(THE CLASS)の特典やサービスを紹介し、JCB ザクラス(THE CLASS)を持つためのインビテーションをどのようにすれば受け取れるのか解説します。この記事を読めばJCB ザクラス(THE CLASS)のメリットと取得方法を理解することができます。そのため、JCB ザクラス(THE CLASS)を取得しやすくなりすし、所得後の便利な利用方法も知ることができます。 

JCB ザクラス(THE CLASS)の基本スペック

まずはJCB ザクラス(THE CLASS)の基本スペックを紹介していきます。他のクレジットカードと比較して、JCB ザクラス(THE CLASS)の優位性を確認しましょう。

国際ブランド JCB
年会費 50,000(税抜)
ポイント還元率 0.5%
ポイント有効期限 5年間
付帯保険 最高1億円以上
海外特典 利用ポイント2

プライオリティパス無料

電子マネー QUICPay
申込資格 インビテーション制

最大の特徴は他のクレジットカードのブラックカードと比較して年会費が特段に高いことです。他のクレジットカードは年会費が10万円以上しますが、JCB ザクラス(THE CLASS)は半分以下の50,000円です。にもかかわらず、付帯されている保険の金額は1億円以上。1枚持っていれば海外で何かあった時でも、安心して医療機関を利用することができる金額です。また、海外でのクレジットカードの利用がポイント2倍など他の利用でも特典が盛りだくさんのカードになっています。

JCB ザクラス(THE CLASS)のメリット

ここからはJCB ザクラス(THE CLASS)を持つことによるメリットを詳しく解説していきます。JCBのプロパーカードということもあり、メリットはかなり多くありますがここでは9つ紹介していきます。

1, 年会費が安い

2, 家族カードが8名まで無料で発行可能

3, 24時間365日利用できるコンシェルジュサービス

4, 豪華なプレゼントが選べるメンバーセレクション

5, 充実した付帯保険

6, 東京ディズニーランドでの特別な特典

7, USJの会員限定のラウンジ利用

8, 高級レストランでのお得な割引制度

9, 国内・海外での宿泊施設での優待制度

もちろん、ここで取り上げるメリットの他にもたくさんのメリットは存在します。JCB ザクラス(THE CLASS)を取得した後は、自身にあったお得な利用をしていきましょう。

メリット①年会費が安い

JCB ザクラス(THE CLASS)の最大のメリットは他のブラックカードに比べて年会費が安くなっているということです。ハイクラスのカードを持っていると、多くの特典を得ることができるものの、年会費が高いためにコスパの点で不利になってしまいがちです。たとえば、年会費100,000万円以上のアメリカンエキスプレスやダイナースのブラックカードを持っていても、使用しなければ単に年会費を獲られるだけです。利用したとしても、頻繁に使用しなければ元を取るまでにはいきません。しかも、これらの2ブランドは使用できる国や地域、店舗も限られているために使用する機会も制限されてしまいます。しかし、JCB ザクラス(THE CLASS)は年会費が50,000円と安く、年会費分の元を取ることが簡単です。日本のブランドであり、日本国内にいればほとんどの店舗で使用することもできます。日本国内で過ごすことが多く、年会費をおさえたいのであればJCB ザクラス(THE CLASS)がおすすめのカードになります。

メリット②家族カードが8名まで無料で発行可能

JCB ザクラス(THE CLASS)のメリットとして、家族カードを8名まで無料で発行することができる点も挙げられます。家族カードは利用履歴や銀行引き落としなど、すべての利用に対して紐づけをすることができますので便利です。一般カードからプラチナカードまですべてのクレジットカードの中でも家族カードの発行に料金が発生するものは多くあります。数枚の発行が無料のカードも存在しますが、8枚まで無料で作れるのはJCB ザクラス(THE CLASS)だけでしょう。家族カードが8枚まで無料だと、パートナーと子供のほかにも親世代にまでJCB ザクラス(THE CLASS)を持たせることが可能になります。1枚のカードで3世代にわたった家族全員がカードを利用することができるのです。したがって、JCB ザクラス(THE CLASS)は大家族で生活している人や、家族の会計を一括にまとめたい人にはおすすめになります。

メリット③24時間365日利用できるコンシェルジュサービス

JCB ザクラス(THE CLASS)はコンシェルジュサービスを受けることができます。他のブラックカードでも同様に、最高グレードのクレジットカードを持つことで24時間365日有効なコンシェルジュサービスは自身の生活を便利にしてくれます。レストランの予約から旅行時のツアーやタクシーの手配、そしてプレゼントの準備に至るまで、すべてコンシェルジュへの電話一本で解決させることができるのです。たとえて言うなら、自分自身に世界中のどこでも24時間365日いつでも秘書がついて回っているようなものです。最高グレードのクレジットカードを持つ最大のメリットとして挙げられるのがこのコンシェルジュサービスでしょう。JCB ザクラス(THE CLASS)は、生活を便利にそしてラグジュアリーなものにしたい人にはおすすめのカードです。

メリット④豪華なプレゼントが選べるメンバーセレクション

JCB ザクラス(THE CLASS)を所持している人は豪華なプレゼントが選べるメンバーセレクションのサービスを受けられます。メンバーセレクションは、年に1回カタログが利用者のもとに届きます。JCBのスタッフが厳選した豪華な商品の中から、自分の欲しい商品を選んで無料でもらえる特典です。商品の推定価格は23万円程度になっています。そのため、メンバーセレクションだけで年会費の半分相当の元が取れてしまうのです。メンバーセレクションには2つのコースがあります。厳選ギフトコースかエンターテイメント&トラベルコースです。食事や便利な商品を頼むのもよし、アミューズメントや旅行を楽しむのもよしです。JCB ザクラス(THE CLASS)は無料で豪華なプレゼントを毎年もらえるお得なカードになっています。

メリット⑤充実した付帯保険

JCB ザクラス(THE CLASS)は充実した付帯保険です。自身が普段生活していない土地、特に海外では気を付けていても事件や事故に遭ってしまうケースもあります。JCB ザクラス(THE CLASS)のメンバーセレクションなどでラグジュアリーな旅行を楽しんでいても、けがや病気になってしまえば楽しみが半減してしまいます。海外での医療機関の利用は、日本の保険制度を利用することができないために全額を負担しなければなりません。たとえば、アメリカでは手術や入院をするだけでの100万円単位の医療費を負担しなければいけないケースもあります。しかしJCB ザクラス(THE CLASS)には付帯保険として最大で1億円が保証されています。医療機関への保険以外にも、金品などを盗まれた場合やピッキングなどでショッピングを不当にされた場合でも保険がききます。保険金額も高額なので1枚持っていれば、ほとんどの被害をフォローすることができます。海外でも安心して過ごしていたい人に、JCB ザクラス(THE CLASS)はおすすめです。

メリット⑥東京ディズニーランドでの特別な特典

JCB ザクラス(THE CLASS)の所有者だけに届くメンバーズセレクションの中には、東京ディズニーランドで利用できるチケットもあります。JCBは東京ディズニーランドのスポンサーにも名を連ねており、ディズニーランドでの特典も豪華になっています。特典内容としては、ディズニーランドのスターツアーズ内、またディズニーシー内のニモ&フレンズ・シーライダーにあるJCBラウンジを年に一回だけ無料で使用できるというものです。ディズニーランドで遊ぶことは楽しいひと時になりますが、どうしても一日中歩き回っていると疲労もたまってしまいます。そんな時に、ディズニーリゾートのJCBラウンジで休みましょう。年中いつでも混雑しているディズニーリゾートですが、このラウンジは特別な人しか入ることが許されていないため、ゆったりとリラックスして過ごすことができます。

過去には他のディズニーランドでの特典があった

JCB ザクラス(THE CLASS)の特典には2017年まで使えた、ディズニーランドのクラブ33のレストランが利用できる特典もありました。クラブ33は東京ディズニーランドの中にある会員制のレストランです。残念ながらこの特典は今では利用できないものになってしまっています。しかしながら、上述した通り、JCBはディズニーリゾートのスポンサー。上記で説明した特別ラウンジ以外のサービスが、水面下で企画されているかもしれません。今後の新たなJCB ザクラス(THE CLASS)だけの特典に期待しましょう。

メリット⑦USJの会員限定のラウンジ利用

JCB ザクラス(THE CLASS)を持っているとUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)内にある専用ラウンジを無料で利用することができます。USJのアトラクション、ザ・フライング・ダイナソーの施設内に設置されているJCBラウンジでは無料でドリンクをサービスしてもらえるなど多くのサービスを受けられます。ディズニーリゾート同様に、USJ内を歩き回って疲れた方はラウンジでゆっくりと疲れをとることができます。さらに、USJではJCB ザクラス(THE CLASS)を持っている人に限り、優先的にアトラクションに搭乗することが可能になるサービスがついています。どこのアトラクションも満員で登場するためには何時間も並ばなければならないこともあります。そんな時に優先して搭乗できる権利があるのは嬉しいサービスです。

メリット⑧高級レストランでのお得な割引制度

JCB ザクラス(THE CLASS)JCBが提携している国内の高級レストランで、2名上のコースを予約すると1名分が無料になる割引制度がついています。この1名分の料金無料サービスがJCB ザクラス(THE CLASS)のメリットです。高級レストランを利用するときは会食などの2名以上の場合が多いでしょう。しかも、高級レストランは最高級のサービスやおもてなし、食事が楽しめる一方で料金もかなり高くなります。そのため、1名分の料金が無料になるのは出費をかなりおさえることにつながります。たとえばコース料金が25,000円であれば、年会費の半分を負担したことにもなるのです。高級レストランで美味しい料理と最高級のサービスをお得に受けたい人には、JCB ザクラス(THE CLASS)がおすすめのクレジットカードになります。

メリット⑨国内・海外での宿泊施設での優待制度

JCB ザクラス(THE CLASS)には旅行や宿泊関係のサービスである、プレミアム・ステイプランがついています。JCBと提携している海外国内の高級ホテルのスイートルームやVIPルーム、国内高級旅館の「離れ」や特別客室に優待割引価格で宿泊することができます。旅行を楽しむためには宿泊先の快適さも追求しなければいけません。とても綺麗な観光地に旅行をしたとしても、長い時間を過ごす宿泊先が悪いものだと、せっかくの楽しい旅行も興ざめになってしまいます。JCB ザクラス(THE CLASS)所持者にはJCB ザクラス(THE CLASS)のサービスや特典全般が記載された冊子が届きます。海外や国内にある高級で人気の高いホテルのリストが載っており、その中から自身が気に入った食博先を優待価格で利用ができるのです。旅行での宿泊先にこだわりお得に利用したい人にJCB ザクラス(THE CLASS)はおすすめのカードです。

JCB ザクラス(THE CLASS)を所持するための条件

JCB ザクラス(THE CLASS)を所持するためにはいくつかの条件を満たさなければなりません。特に、JCBから届くインビテーションは必須となります。また、JCB ザクラス(THE CLASS)を受けとった後も、継続的に所持していくためには利用者の年収や会社への勤続年数など自身の信用の構築も必要となります。また、JCB ザクラス(THE CLASS)に至るまでに使用していたカードの利用金額や延滞などをしていないかどうかなどの、利用実績もなければいけません。近年までJCB ザクラス(THE CLASS)のインビテーションが届く人には条件があり、公表もされていました。

JCB ザクラス(THE CLASS)の過去の条件は以下の表のとおりです。

年齢 40歳以上
年収 1,200万円
JCBカードの保有年数 3年以上
勤続年数 10年以上
役職 役員もしくは管理職
年間100万円以上の決済 2年以上

 現在の条件はすべて非公開になってしまい、内容を確認することができません。しかしながら、ネット上の口コミなどを調べると年齢などの点で緩和が見られます。つまり過去の条件では40歳以上が対象でしたが、40歳以下の年齢でもJCB ザクラス(THE CLASS)を所持することが可能になっているのです。ここからは「インビテーション」、「月間・年間の利用実績の有無」、「利用者の年収と勤続年収」の解説を詳しくおこなっていきます。 

条件①インビテーション

JCB ザクラス(THE CLASS)を取得するための条件としてインビテーションは必須です。なぜならJCB側が認めた人でしか、JCB ザクラス(THE CLASS)を発行することはできないからです。インビテーションはJCBが認めた人にだけ届くようになっています。インビテーションを受け取るためにはJCBのカードを利用している実績がなければならず、ゴールドカード以上のグレードを持っている人を対象に審査を行っています。JCB ザクラス(THE CLASS)を持つためにはJCBゴールドカード以上のカードを3年以上利用しておかなければなりません。そのためJCB ザクラス(THE CLASS)を発行するためには3年以上の期間が最低でもかかるということになります。まずはゴールドカード以上のカードを取得して3年以上の期間を優良な会員でいるようにしましょう。

条件②月間・年間の利用実績の有無

過去のJCB ザクラス(THE CLASS)の発行条件として、年間100万円以上の利用を2年以上とあります。この条件に関しては、現在でも引き続き継続しているようです。ネット上の口コミを見ていると、JCB ザクラス(THE CLASS)のインビテーションを手にした人の多くが利用頻度も月間・年間の使用料金も高い人のようです。過去の条件通り年間で100万円以上の利用を2年以上つづけられれば、インビテーションは発行されるでしょう。インビテーションを受け取るためにもJCBゴールドカード以上のカードを頻繁に利用する必要があります。

条件③利用者の年収と勤続年収

クレジットカードの審査には利用料金を支払うことが可能かどうかの審査があります。その信用を得るための方法として、年収と会社への勤続年数があります。会社への勤続年数が長く、年収も高ければ信用が高まりJCB ザクラス(THE CLASS)を発行しても良い判断される材料になるのです。この場合、フリーランスの方や個人授業主の方に関しては不利な条件となります。たとえば、年収が1,200万円をこえていたとしても個人を守るバックグラウンドとしての会社が存在していないからです。そういった、フリーランスや個人事業主の人はJCBゴールドカードの利用履歴で信用度を上げる必要があります。条件の公表が無くなった昨今では、フリーランスとして働く人も増えてきています。口コミを参考にすると年収の高い不利^ランスの方でもJCB ザクラス(THE CLASS)のインビテーションが届いているようです。

ゴールドカード・プラチナカードの審査基準

JCB ザクラス(THE CLASS)は残念ながら、申し込みをして発行できるカードではありません。JCB側から認められて、インビテーションを受け取った人だけが所有することを許されます。このインビテーションが届くのはJCBのゴールドとプラチナのみとなっています。JCBカードにはザ・ゴールドザプレミアムもありますが、こちらもJCB ザクラス(THE CLASS)と同様にインビテーションが届かなければ発行できません。ランクはJCB ザクラス(THE CLASS)の一つ下となっています。したがって、JCB ザクラス(THE CLASS)を手に入れるためにはまず、ゴールドかプラチナを発行する必要があります。この二つのカードを発行するためにはクレジットカードの審査に通らなければなりません。ここからは過去のJCB ザクラス(THE CLASS)の条件とゴールドとプラチナの審査を通過した人、落ちた人のネット上の口コミを参考にしながらインビテーションを受け取るための条件を解説していきます。

ゴールドカードの審査基準と通過のコツ

JCBゴールドカードは一般カードよりも、ステータスの点でも限度額や特典の点でもランクが上のカードとなっています。JCBゴールドカードの発行のための審査には一般カードよりも当然のことですが厳しくなります。とくに厳しくなるのは、

・個人の年収

・勤続年数

JCBカードの利用実績

・他の会社のクレジットカードの利用実績となります。

以上の点を満たしていれば、ゴールドカードの発行審査に通ることも可能になるということです。ここからは上の4つの条件に関して詳しく解説していきます。

年収

クレジットカードの利用は一時的にお金を借りるということでもあります。そのため、毎月決められた支払日には、使用料金を支払わなければなりません。クレジットカードの利用料金を一時的に立て替えるのはクレジットカードを発行した会社であるため、貸し倒れのリスクを避けるためには、利用者の年収を確認しておく必要があります。そのため、JCBゴールドカードの審査に通るためには、自身の年収が重要な要素となっているのです。ゴールドカードは一般カードよりも、当然のことながら審査の基準が厳しく設定されています。そのため、申請する時点での年収も高額でなければ審査に通りません。口コミなどによると、ゴールドカードの審査に通るためには自身の年齢の平均年収よりも上回っていれば審査に通る可能性が大きくなるようです。

勤続年数

クレジットカードの審査では年収以外にも、会社への勤続年数が審査をする上で重要となります。クレジットカードの審査では年収の高さも必要ですが、その収入の安定性も重要視されます。会社に属している社員であれば、月に一度の安定した収入を得ることが可能であり勤続年数が長ければ長い人ほど、会社を辞めるリスクがない人物であると判断されます。つまり安定した収入が得られる人物だということになるのです。そのため、会社に属していないフリーランスとして働く人の多くは、会社員ではないため年収が多くても収入にばらつきがあり安定感にかけてしまいます。そのためカード会社からは安定した収入があると判断されにくいのです。会社に所属している正社員の人手も転職して間もない人や、就職して1年未満の人は審査で安定した収入を得ていないと判断されることもあります。

JCBクレジットカードの利用実績

JCBゴールドカードを取得するうえで、最も重要視されるのはJCBカードの使用履歴です。これらの情報は直接JCBが情報を確認しているため、ここでの利用履歴に傷が無く金額も高額の利用者であれば審査も通る確率が増すのです。とくにJCBでは会員の利用実績を最も大切にしています。カードの利用が多い人に対して特典が増えていくのはその証拠と言えるでしょう。たとえばJCBスターメンバーズは、利用実績に応じてポイントの還元率が増すお得なサービスです。JCBカードを積極的に使って、カード会社からの信頼を得るようにしましょう。個人の年収が平均よりも下回っている人でも、カードの利用履歴によって審査に通る人がいるようです。逆に年収が平均よりも上回っていたとしても、利用履歴が少ない人は審査に落ちる傾向にあります。

他社のクレジットカードの利用実績

JCBのクレジットカードの利用実績と共に、他社のクレジットカードの利用実績も審査では重要視される点です。日本のカード会社は個人のクレジットカードの利用状況を共通の信用機関を介して共有しています。そのため、JCBカードではなくても利用料金の支払いに遅延や延滞があるとJCBの審査にも影響が出ています。過去に他のクレジットカードの支払いに遅延や延滞があった人は審査に通りにくくなってしまいます。また、JCBの審査機関はクレジットカードの利用履歴だけではなく、他の信用情報も確認します。たとえば、携帯電話の端末の月々の支払いに遅延や延滞があると、信用情報に問題があると判断されてしまいます。ゴールドカードに申込みをする際には自身の信用情報に問題がないか確認しておくのも必要でしょう。

プレミアカードの審査基準

JCBのゴールドカードよりもグレードの高いプレミアカードは、インビテーションが届く可能性がゴールドカードよりも高くなります。ただし、億点やグレードの上でもゴールドカードよりも1段上のカードである以上、発行のための審査も高くなります。ただし、取得すればJCB ザクラス(THE CLASS)と同程度の特典を受けることも可能になります。プレミアカードは招待制ではないため、個人で申し込むことができます。審査基準は公式に出されていないため、申し込み条件などを参考にして推測していきます。

公式サイトの申込条件

まずは公式にされているプラチナカードの申込条件を確認しておきましょう。JCBプラチナカードの申込資格として「25歳以上で、ご本人の安定継続収入のある方。学生の方はお申し込みになれません」とあります。申込条件にあるように学生の人は申し込みすることができませんが、年齢が25歳以上とされている点には注目すべきでしょう。つまり、25歳以上の年齢の平均年収は上回っていなければ審査には通らないということです。年齢と平均年収が審査の基準として最も重要視される点である部分には注意が必要です。

年齢と年収

上述したように、JCBプラチナカードの審査基準で重要視されるのは年齢と平均年収になります。年収は申し込みした時点での年齢の平均年収は上回っていなければなりません。国税庁が発表した年齢別の平均年収の統計によると、25歳以上の平均年収は男性で378万円、女性で297万円となっています。つまり25歳以上の男性がJCBプレミアカードの審査に通るためには最低でも378万円以上の年収がなければならないことになります。また、年齢がたかまれば高まるほど平均年収は高くなっていきます。たとえば4044歳の男性の平均年収は564万円になります。つまり40歳でプレミアカードを発行しようとする場合には、年収が564万円以上なければならないということです。プレミアカードを発行する際には、事前に国税庁の年齢別平均年収と自身の年収を比べてみると良いでしょう。

JCBゴールドカードの利用実績

先述した通り、JCBカードの審査で最も重要視されるのはJCBのクレジットカードの利用実績です。プレミアカードの審査を通るためにはゴールドカードの利用実績によります。JCBカードにもカードのグレードが設定してあり、一般カードから順番に上げていくことがスタンダードなグレードの上げ方になります。したがって、プレミアカードの審査に通るためにもゴールドカードを利用して実績を積んでいくようにしましょう。数年間の間に遅延や延滞もなく利用していけば、プレミアカードの審査に通りやすくなります。

JCBゴールド・プラチナカードの通過率をあげるコツ

JCB ザクラス(THE CLASS)を所得するためにも、JCBゴールド・プラチナカードの審査を通過することは必須です。クレジットカードの審査のため、自身では何もできないかというとそうでもありません。審査の通過率を上げるコツも存在します。ネット上にあふれているJCBゴールド・プラチナカードの審査に通過しなかった人や通過した人の口コミを参考にします。そのことによって、通過率を上げるコツや審査落ちをしないコツを解説していきます。クレジットカードの審査に一度落ちてしまうと、この情報は各クレジットカード会社で共有され6か月間は審査に通ることが難しくなってしまいます。審査の前にこの記事を参考にして、慎重に審査に臨むようにしましょう。

多重申込を避ける

審査落ちを避けるうえで必要なのは、他のクレジットカードと一緒に申込む多重申込を避けることです。多重申込はたとえクレジットカードの会社が違ったとしても、申し込みの情報は共有されています。そのため、多重申込をしている人はお金に困っている人なのではないかと疑われてしまうことになります。多重申込をしている人は審査に落ちる確率がかなり高くなってしまうので、クレジットカードの発行をする際には1枚ずつ申込むようにしましょう。1枚ずつの申込であれば、多重申込のようにお金に困っている人だと思われることはありません。一度クレジットカードの審査に落ちてしまうと、半年間は新たにクレジットカードの審査に通ることはありません。申込時には期間を開けるようにしましょう。

キャッシング枠の設定はしない

クレジットカードの申込をする際には、個人情報とカードの種類などを聞かれます。キャッシング枠の設定も聞かれるため、ここでは設定しないようにしておきましょう。クレジットカード会社にとって最も避けたいのは貸し倒れしてしまうことです。キャッシング枠に高額な金額が設定されていると、クレジットカードのキャッシングを利用するほどお金に困っている人だと判断されてしまいます。カード申し込みの際のキャッシング枠の設定には何も書かないようにしておきましょう。設定をするにしても低額におさえておきましょう。

利用実績を積む

上述しているように、クレジットカードの審査でもっとも重要なのはこれまでの利用実績です。過去の利用実績がクリーンでしかも、利用金額が高ければ高いほどカード会社からの信用を得ることができます。一般カードからゴールドカードまでのステップで、数年の利用実績を積んでいきましょう。審査に通ることに不安がある人は、一般カードから着実に実績を積んでいく方法が最も確実な方法です。最低でも数年の期間が必要になりますが、JCB ザクラス(THE CLASS)まで至る道としてスタンダードな道を選びましょう。

JCB ザクラス(THE CLASS)のメリットと取得条件のまとめ

JCB ザクラス(THE CLASS)は他のクレジットカードの最高位のカードと比べて、年会費が安く特典は他のクレジットカードと同程度となっています。そのため、JCB ザクラス(THE CLASS)は継続して持ち続けやすいクレジットカードとなっています。特に高級レストランやアミューズメントパークや旅行の特典が多く、お得に利用できます。家族カードも8枚までの発行が無料であり、大家族や三世代間でも同時に利用が可能です。JCB ザクラス(THE CLASS)JCBが発行するプロパーカードの中でも最もグレードの高いカードであるために、審査基準も高くなっています。発行するためにはインビテーションが必要であり、インビテーションを受け取るためにはJCBに認められなければなりません。インビテーションを受け取るためにも、JCBカードを多く利用して、信用実績を積み重ねていきましょう。インビテーションを受け取り、特典が多くステータスの高いJCB ザクラス(THE CLASS)で毎日を快適なものにしましょう。