大阪へビジネスと観光を兼ねた旅行に行きました。大阪には何度か訪れていますが、行く度に色々な発見があり、活気もあって楽しいところなので大好きです。
今回はウエスティン大阪に宿泊しました。お部屋のアップグレードやラウンジ、その他ホテルの設備などのレビューをしていきます。
Contents
ウェスティンホテル大阪について
ウェスティンホテル大阪は「ウェスティンホテル&リゾート」の日本第1号として、1993年6月3日に大阪の中心地の梅田エリアに開業したホテルです。
主な概要は以下の通りです。
住所:〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-20 新梅田シティ内
電話:06-6440-1111(代表)
客室数:304室
飲食店等:「レストラン アマデウス」、「中国料理 故宮」「ロビーラウンジ」「ブルーバー」「日本料理 はなの」
宴会施設:宴会・会議室12室、結婚式場
フィットネスジムやリラクゼーションサロン、美容室、鍼灸サロンも完備しています。
ウエスティンホテル大阪の客室のタイプは以下の表の通りです。
客室タイプ | 広さ |
---|---|
インペリアルスイート | 320㎡ |
プレジデンシャルスイート | 140㎡ |
エグゼクティブスイート | 100㎡ |
和室スイート | 83㎡ |
ジュニアスイート | 81㎡ |
コーナースイート | 60㎡ |
エグゼクティブルーム | 41㎡ |
ラグジュアリールーム | 41㎡ |
デラックスルーム | 41㎡ |
標準タイプで41平方メートルという申し分のない広さなのですが、最高級のインペリアルスイートは320平方メートルという広さを誇ります。
26階から30階はエグゼクティブフロアとなっていて、宿泊者もしくはSPG会員は「ウェスティン エグゼクティブ クラブ」が利用できます。
ウェスティンホテル大阪へのアクセス
ウェスティンホテル大阪は残念ながら駅直結型ホテルではなく、JR大阪駅や阪急梅田駅ののいずれも徒歩で9分かかります。
ただし、JR大阪駅とホテル間を走る無料シャトルバスも出ていますし、関西国際空港からは17時半の空港発のみホテル直通の空港バスが出ていますので、アクセスそのものは悪くはないでしょう。
各方面からのアクセスの詳細は下記の図を参照ください。
新幹線からのルートも、関西国際空港からのルートもあるので陸路も空路も便利ですが、ホテルの最寄である大阪への到着時間や交通費を考えると、大阪より東方面から来る場合も西方面からくる場合のいずれも、新幹線利用がおすすめです。
ウェスティン大阪のフロント、ロビーの様子
ホテルのエントランスは、広さに関しては他のウエスティンホテル系列ホテルと比較すると、こじんまりとしている印象を受けました。
しかし、天井が高いので開放感があり狭くは感じない造りとなっています。絵画やオブジェ、照明なども高級感があります。アンティーク調の家具やソファもいい感じです
ロビーラウンジはこの明るさです。
ロビーラウンジです。ガラス張りになっていて、窓の高さは約20mという高さです。天井は吹き抜けになっています。眼前には植物も多く観ることができます。都会にいながらも自然を感じられる空間です。
ロビーラウンジでは、ホテルメイドの季節ごとに内容が変わるアフタヌーンティーセットや季節のケーキ、ドリンクなどを頂く事ができます。(アフタヌーンティーセットは4000円位~)
紅茶は英国発祥の高級紅茶ブランドの他にフランスやドイツなどの世界各国の紅茶をが用意されています。
クリスマスシーズン到来ということで、大きなクリスマスツリーも飾られています。
きらびやかなクリスマスツリーですね。気分も華やぎます。
綺麗なツリーを見た後はチェックインです。私はマリオットボンヴォイのプラチナ会員なので、ロビーではなくエグゼクティブラウンジでチェックインをします。
ウエスティンホテル大阪の客室
エグゼクティブラウンジでのチェックインを終え後は、すぐに部屋に向かいます。
SPGプラチナ会員として毎回楽しみなのがお部屋の無償アップグレードなのですが、今回は最上階の30階の部屋へアップグレードできました。
30階のエレベーターフロアです。シックで豪華な感じです。
アンティークっぽい照明もいい感じ。
部屋が近づいてきます。
今回は3014号室に宿泊しました。エグゼクティブルームです。
位置はこのような感じです。
インペリアルスイートを期待していたのですが、残念ながら今回はキングベッドの部屋でした。
なかなか良い部屋です。豪華という感じではないですが内装も落ち着いていてリラックスできそう。
カーテンを開けると大阪の街が一望できます。ベッドに寝転がっても座っても景色を眺められます。窓からの光が差し込むので、照明をつけなくても明るいです。
机も使いやすいです。一人掛けソファとオットマンがあり脚を伸ばせるのも嬉しいです。
キングベッドです。
インペリアルスイートではないのは残念ですが、ウエスティンホテル大阪のベッドはウェスティンホテルが独自開発したベッドで「雲の上の寝心地」「天国のベッド」と賞賛されるほど寝心地良いです。
部屋からの眺望はかなり良いです。
夏に行われる淀川の花火大会を観る事ができる部屋だと思われます。淀川の花火大会部屋に泊まるのであれば予約はかなりの激戦になるのではないでしょうか。
寝具は浴衣とパジャマがあります。
しかもパジャマは上下セパレートでいい感じです。動きやすいし素材も柔らかで着心地もいいです。浴衣よりはパジャマの方が気に入りました。
空気清浄機もしっかり完備されています。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーター、お茶、コーラ、ジュース、ビール等があります。お水は無料ですが他は有料です。
ネスプレッソ完備です。コーヒー好きの私にはとても有難いです。ウェスティンホテル系は各部屋にネスプレッソ完備されていることが多いです。
お風呂とトイレはセパレート形式。お風呂は充分に脚が伸ばせる広さです。
シャワールームもあります。ガラス張りなので、さっとシャワーだけを浴びたい時も周囲を濡らさずに済みます。
洗面台は二つあるので、家族や友人と一緒に泊まった場合も洗面台の順番待ちをしなくても大丈夫です。
ウエスティンホテル大阪のクラブラウンジ
今回の宿泊ではアフタヌーンティータイムとカクテルタイムで、エグゼクティブクラブラウンジを利用しました。
エグゼクティブクラブラウンジを利用できる条件は
- エグゼクティブクラブフロアの宿泊客
- マリオットボンヴォイエリートメンバー(プラチナ、チタン、アンバサダー)
の二つです。
エグゼクティブクラブフロアはウェスティンホテル大阪の高層階(26階~30階)です。このエグゼクティブフロアに宿泊していれば、それだけでクラブラウンジが利用できます。
マリオットボンヴォイエリートメンバーならば、エグゼクティブクラブフロア以外の部屋に宿泊していてもクラブラウンジの利用ができます。
クラブラウンジの案内です。
プールやフィットネスジムを無料で利用できたり、シューズ磨きサービスがついていたりとお得です。
宿泊者以外の同伴は、各時間帯一人当たりにつき4,500円(最大3名まで)で利用も可能です。
エグゼクティブクラブラウンジの営業時間は毎日 6:00~22:00(ラストオーダー21:45)です。
朝食・アフタヌーンティー、ハッピアワー、カクテルタイムの時間は以下の通りです。
・朝食 6:30~10:00
・アフタヌーンティー 14:00~17:00
・ハッピーアワー 18:00~19:30
・カクテルタイム 19:30~22:00
・ラストオーダー 21:45
18時以降は12歳以下の子供の入室は不可です。
エグゼクティブクラブラウンジは26Fにあります。
アフタヌーンティータイムでは、ソフトドリンク、ビール、ワイン、コーヒー紅茶などの飲み物の他に、クッキーなどのお菓子が用意されてます。また、スイーツ各種が楽しめるデザートプレートを一人づつ提供してくれます。
スイーツは、日によって種類が変わるのですが、私がこの日に頂いたデザートプレートはこのような感じです。
漆黒に金箔をあしらった器に可愛いスイーツがのっていて目でも楽しめました。味もなかなか美味しかったです。
どのスイーツも美味でしたが、私が特に気に入ったのは手前の紫イモをつかったケーキと抹茶ケーキです。
程よい甘さで紅茶にもコーヒーにも合いました。ゼリーとフルーツはシャンパンとの愛称がとても良かったです。
エグゼクティブクラブラウンジからの眺望も最高です。
この通り、大阪の街を一望できます。このクラブラウンジからも淀川の花火大会が観れそうですね。
眺めは抜群に良いのですが広さは少し狭めです。
クラブラウンジの中にはテレビもあります。こぢんまりとしていますが、シックかつ高級感もあります。落ち着きを感じられる内装はゴテゴテしていなくて、目にも優しいので気持ち的にゆっくりとできます。
狭めのラウンジのため、時間帯によっては待ち時間も発生するようです。この日はラッキーなことにアフタヌーンティーもカクテルタイムも混雑せずに、ゆっくりと過ごせました。
カクテルタイムでは、お酒やおつまみを楽しみにしていましたが、おつまみの種類は少なめでした。
他のウエスティンホテルでは、その土地の珍しい食材やスイーツなどもあったりするので、比較するとやや淋しいです。つまみ類はもうちょっと色々あると良いなと思いました。
大阪なので粉もん(たこ焼き等)に期待しましたが、残念ながら粉もんは提供されていませんでした。
しかし、手前のケッパーをあしらったサーモンはなかなか美味でした。ガラス瓶の中のオリーブの実にぴったり合います。
お酒類はワイン、ビール、シャンパンなどなど飲み物類は種類が豊富です。
シャンパン好きな方に朗報なのですが、ウエスティンホテル大阪のエグゼクティブクラブラウンジでは、クラブラウンジの営業時間内であればシャンパンがいつでも飲めるのです。
シャンパンはJACQUART BRUT MOSAIQUE (ジャカールブリュットモザイク)というボトル1本4,000〜で販売されている銘柄です。
どの食事にも合わせやすく、やや辛口でサッパリした飲み口で洋梨のようなフルーティーさも感じられました。決して安いシャンパンではないですが、クリスマスやお正月に備えて1本買おうかなと検討中です。
ホテル内のその他施設
ウェスティンホテル大阪にはフィットネスジムとプール、ランニングトラックが完備しています。
今回、私は利用しませんでしたが、エグゼクティブクラブラウンジ利用者は無料で利用することができます。
フィットネスジムの他にリラクゼーションサロンがあります。リラクゼーションサロンでは各種アロマオイルを用いたマッサージなどが受けられます。
施術を受けてみましたが、アロマの香りもリラックスできるしマッサージは心地よくて心身ともにリラックスができました。
リラクゼーションサロンの営業時間は以下の通りです。
月~金曜日 | 11:00~20:00 |
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土・日・祝日 | 10:00~20:00 |
宿泊客には部屋への出張サービスも行っています(1,100円/1室)
但し事前予約が必要で、男性のみの利用での部屋への出張サービスは不可です。
また、ウエスティンホテル大阪には「国家資格をもつプロの鍼灸師」からの施術を受けられる鍼灸サロンもあります。
鍼灸サロンがホテル内にあるとは珍しいですね。次回、宿泊する際には是非とも施術を受けてみたいです。
ホテル周辺の施設
ウエスティンホテルのすぐ隣には空中庭園で有名な梅田スカイビルがあります。梅田スカイビルは映画館やレストラン、ショッピングフロアや美術館などがある複合ビルです。
ウエスティンホテル大阪の宿泊プランの中には空中庭園チケット付のプランも用意されています。
梅田スカイビルの付近では、催しものが行われているようで宿泊している時に梅田スカイビルの下ではクリスマスマーケットが開催されていました。
ドイツクリスマスマーケットというイベントで、クリスマスシーズンに催されていて、装飾品やイルミネーションはドイツ人が監修しているとの事です。
木製の小屋「ヒュッテ」にはドイツ人が店頭に立っていました。焼きソーセージやグリューワイン、陶器、ギフト用品、シュトーレン、ドイツ菓子など色々なお店があって眺めているだけで楽しかったです。
ホテル周辺はクリスマスの時期にはイルミネーションも実施されています。ホテル周辺全体がキラキラに彩られるので、クリスマスシーズンの宿泊はぜひおすすすめしたいです。
まとめ
以上、ウエスティンホテルの宿泊レビューでした。
今回のアップグレードはインベリアルスイートへのアップグレードとはならずでしたが、眺望のとても良い部屋にアップグレードで泊まれたのはラッキーでした。
クリスマスシーズンということもあり、色々と楽しめた大阪旅行となりました。
色々な思いを胸に梅田駅まで向かいます。
ホテルから梅田間はもちろん、ホテルから梅田駅までの送迎バスもあります。
目を引く赤が印象的なバスです。
次回は淀川の花火大会が開催される夏にも泊まってみたいなと思います。