今回は、月に1回以上は出張で訪れる大阪でよく使っているシェラトン都ホテル大阪について書きたいと思います。
宿泊費は1万円~2万円とビジネスホテルより少し高めでビジネスホテルよりは豪華に宿泊が出来るということでお気に入りのホテルでもあります。
鶴橋のコリアンタウンや難波、大阪城、電気店街の日本橋などの大阪の主要観光スポットへのアクセスもよいのでかなり重宝しているのではないでしょうか。外国人の宿泊客もよくお見かけします。
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シェラトン都ホテル大阪とは?
シェラトン都ホテル大阪の前身は1985年10月上本町駅(現在の大阪上本町駅)のターミナル整備計画によって開業した都ホテル大阪」です。設計は大阪新歌舞伎や新高輪プリンスホテルなど多数を設計した村野藤吾です。
その後、カールソン・ホテルズ・ワールドワイド(現:カールソン・レジドール・ホテルズ)と提携しラディソン都ホテル大阪」と改称し、さらに2007年4月1日にスターウッド・ホテルリゾートのシェラトンブランドの一つとなり、シェラトン都ホテル大阪としてリニューアルオープンしました。
部屋数は全575室(内、スイートルームは24室)で、10軒のレストランやラウンジバーがあり、サウナやラケットボールコート、ビジネセンター、エグゼクティブフロア、屋上庭園、茶室、3000人収容できる大宴会場などを備えています。
住所とチェックイン情報は以下の通りです。
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町6-1-55
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
アクセス良好!リムジンバスを降りたらすぐにエントランス
シェラトン都ホテル大阪の最寄り駅は大阪上本町駅と地下鉄千日前線谷町九丁目駅でいずれも徒歩6分です。伊丹空港からは直通のリムジンバスが出ています。今回は飛行機を利用しましたので、この伊丹空港からのバスを利用しました。
バスの降車所場所はホテル隣接の立体駐車場の2階なので、バスを降りてすぐにホテルの2階にあるエントランスに行けます。フロントまでスムーズです。
エントランス、ロビー、フロントはこんな感じです。
落ち着いて感じです。築30年という年数を感じないぐらい綺麗です。無料でパソコンが利用できるLink@Sheratonもあります。
今回、予約していたのはスタンダードダブルという部屋でしたがSPG(スターウッドプリファーゲスト)会員特典により、プレミアムシェラトンスーパーキングという部屋にアップグレードして頂けました。
チェックインの際に、受け取ったものです。
右のCLUBと書かれているカードは、18階にあるスイートルームやマリオット・ボンボイ又はボンヴォイのプラチナ会員以上が入場可能なラウンジの入場券です。
真ん中のピンク色のチケットは5階にある「Miyako Health Club」というフィットネスクラブの入場チケットです。左の青いチケットは朝食券です。
ラウンジやヘルスクラブについては後述いたします。
エレベーターホールは重厚な感じ。
さあ、いよいよ部屋に到着です。ワクワクします。
プレミアムシェラトンスーパーキングについて
プレミアム シェラトン スーパーキングルームは14階と16階にありますが今回は16階の部屋に泊まりました。
16階のエレベーターホールです。通常よりもラグジュアリーな雰囲気です。
プレミアムシェラトンスーパーキングルームは、キングベッドが1台配置された31㎡の部屋です。結論から言うと「泊まって良かった」と思える快適な部屋でした。
キングサイズのベッドですが、部屋は広々した印象です。ソファもテーブルも良い感じです。窓からは大阪が一望できます。
素晴らしい眺望です。
ソファからベッド方向への眺めです。
キングサイズのベッドです。
ベッドの寝心地はとても良く広いというだけでなく、硬さも程よく身体に馴染み快適でした。リネンも清潔で素材も良くパリっとしていて心地よかったです。
ソファーは脚が伸ばせるタイプです。クッションにもたれながら脚を伸ばしてリラックスできました
ミネラルウォーターはサービスで2本用意されています。
バスルームはユニットバスですが、通常のユニットバスよりもかなり広々しています。トイレもウォシュレットです。洗面台も大きく使いやすいです。化粧用の鏡もあるので細かなお化粧もバッチリです。
クローゼットは部屋と洗面台側の二ヶ所あって、特に洗面台側は広くて使いやすいです。ガウンやパジャマ、アイロン、アイロン台が用意されていました。
空気清浄機も完備です。
シェラトン都ホテル大阪のクラブラウンジについて
前述で少し触れたラウンジについて説明いたします。ラウンジはシェラトン都ホテル大阪の18階にあります。利用時間は11:00から21:00です。
さらに時間は下記の二部構成となっています。
・オールデイスナック(11:00〜17:00)
・カクテルタイム(17:00〜21:00)
こじんまりとしたラウンジですが、静かでゆったりと過ごす事ができます。
オールデイスナックではつまみ、菓子類とソフトドリンク、カクテルタイムでは、つまみ、菓子類、タパス、ソフトドリンク、アルコールが提供されます。
オールデイスナック
11:00〜17:00までのオールデイスナックではパウンドケーキやクッキー、チョコ、チーズなどのお菓子やおつまみが提供されます。パウンドケーキは日によって種類が変わります。
ドリンクはコーヒー、紅茶、ジュース、コーラなどがあります。
コーヒーはカプセル形式です。
ちょっと小腹が空いた、ゆっくりとコーヒーとお菓子を楽しみたいときなどに便利です。
カクテルタイム
17:00からのカクテルタイムは、お菓子やソフトドリンクの他にタパスとアルコールが提供されています。
タパスは4種類でサーモンのカルパッチョ、ピクルス、生ハムなどがありま
アルコールの種類は一番搾りのビール、一番搾りの黒生ビール、スーパードライ、ジン、ウォッカ、リキュール、日本酒などあって豊富です。
ディナーの後などに飲み直したり、寝る前の一杯などに最適です。
都ヘルスクラブについて
5階にはフィットネスクラブ、プール、サウナ、浴室を備えたヘルスクラブがあります。
プラチナエリート以上の資格保持者であればチェックアウトまで何回でも無料で利用できます。
営業時間は以下の通りです。
・フィットネスクラブ:11:00〜21:00
・プール:8:00〜21:00
・サウナ:11:00~22:00
フィットネスクラブは広くて綺麗で、フィットネス器具も豊富です。ウエアや靴はレンタルできます。
サウナではハンドタオル、バスタオル、バスローブを無料で利用できます。
ボディソープ、シャンプー、シェービングクリーム、かみそり、歯ブラシなども備え付けてあります。
休憩室も備えられていてお茶、ソフトドリンクもあり、新聞、雑誌などもあるので運動後もリラックスできます。
私はウェアはもちろん、靴もタオルも持参していなかったのですが、手ぶらで無料でしかも手ぶらで利用できるのは、本当に便利だと思いました。滞在中もトレーニングできて助かりました。
朝食について
朝食は和定食か和洋ブッフェがあります。
・和定食:日本料理「うえまち」 午前7:00~10:00
・和洋ビュッフェ:レストラン&ラウンジ「eu(ゆう)」 午前6:30~10:00
の2つです。いずれを選ぶか迷ってしまいますが、洋食も食べたい人や7時までには朝食を済ませたい人は和洋ビュッフェが良いかもしれません。
落ち着いて朝食を頂きたい方は和定食をオススメします。今回、私は和定食を選びました。
レストラン&ラウンジ「eu(ゆう)」(通常のビュッフェ)
通常のビュッフェは和洋ビュッフェ:レストラン&ラウンジ「eu(ゆう)で
頂きます。ここのビュッフェはとにかくメニューが豊富です。チーズやハムの種類もフルーツも豊富です。
大阪ならではのメニューでは焼きそばやタコ焼きなどもあります。特徴的なのがビーガン向けの食事が用意されている事です。
ドリンクも豊富ですのであれこれ食べてみたい方にはオススメです。
日本料理「うえまち」(プラス300円)
実はあまりしられていなのですが、朝食無料券に+300円支払うことで落ち着いて朝食をいただくことができるのです。
ビュッフェのメリットは色々な物をたくさん食べられる点ですが、混雑時だと席を確保するのも大変だったり、お目当ての料理が品切れになってしまったりという事です。
落ち着いて食事を楽しみたい人にとってはビュッフェよりは、座席を確実に確保でき、落ち着いて食事が楽しめる定食がいいでしょう。
今回はプラス300円で「うえまち」にて和定食を頂きました。
店内も落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした気分で朝食を頂く事が出来ました。
味付けも上品で美味しかったです。お粥コースも選ぶ事ができますが、今回はご飯コースを選びました。
プラチナ特典について
今回の宿泊でラウンジやヘルスクラブを利用できたのは、プラチナエリートの資格があれば受け取れる「プラチナ特典」によるものです。
プラチナ特典は以下の通りです。
・スイートルームも対象となる客室のアップグレード
・エグゼクティブラウンジが利用可能
・ボーナスポイントが+50%
・レイトチェックアウトが2時間延長できる
・ボーナスポイント or 飲食物のアメニティのプレゼント
・到着の48時間前予約に対する部屋確保の保証
・ユナイテッド航空のプレミアシルバー獲得
・エミレーツ航空での優先チェックイン、優先搭乗、無料eゲートアクセス
・中国東方航空での優先チェックイン、優先搭乗、優先手荷物処理
・中国東方航空での手荷物重量制限追加、ビジネスクラスラウンジの利用
プラチナエリートになることで、宿泊も空の旅も格段に楽しさが増します。プラチナエリートにはSPG/marriott(マリオット)のホテルに年間50泊する事でなれます。
しかし、年間同じホテルや同系列のホテルに泊まるのは難しいと思われている方も少なくありません。
実際、滞在とみなされる回数もチェックイン・チェックアウトした回数ですし、同じホテルに宿泊した場合はチェックアウト後に1日開けなければなりません。こうなると年間で50泊はかなり厳しいです。
そこで登場したのが、年間16泊でプラチナエリートになれるプラチナチャレンジという制度です。
プラチナチャレンジとは
(出典:アメックス公式より)
プラチナチャレンジとは、3〜4か月の間に16泊することによってプラチナエリートの資格が得られる制度です。ゴールドステータス以外でもチャレンジできます。
プラチナチャレンジへの申込みは03-5423-6726に電話し、プラチナチャレンジにエントリーしたい旨を申告すればOKです。
プラチナチャレンジにはSPGアメックスがオススメ
できればSPGアメックス発行してからのチャレンジがオススメです。というのも日本在住者であればSPGアメックスを保有しているだけでゴールドエリート会員の資格を得られます。
SPGアメックスは審査通過後、すぐにゴールドエリートになれますし
・年1回の無料宿泊特典(2名分)
・SPG参加ホテル直営レストラン・バー15%OFF
・Marriott Bonvoyのホテルが6%ポイント還元
などのメリットも多いのです。SPGアメックスでプラチナチャレンジしましょう。
プラチナチャレンジの期限や宿泊の条件は
プラチナチャレンジの期限はエントリーした開始日から3ヶ月後の月末です。
宿泊の対象となるのは公式サイトや電話での予約分のみとなります。アメックス・プラチナのファインホテルリゾートでの予約も対象となっています。
楽天トラベル、じゃらん、一休.com、Expedia、Booking.com、agodaなどの旅行予約サイトや、JTB、日本旅行などの旅行代理店からの予約は対象外となります。
また、ポイントを利用した無料宿泊や、ポイントと現金を複合した宿泊やキャンペーンでの付与による宿泊実績も対象外です。
まとめ:プラチナ特典での特典はメリットいっぱい
今回、プラチナ特典を利用したシェラトン都ホテル大阪での滞在は、とても快適でした。
部屋のアップグレードによって、眺めも良く広い部屋に泊まれただけでなく、ラウンジの利用やフィットネスクラブの利用、たった300円プラスでゆったりと朝食が味わえるなど大満足でした。
是非、プラチナエリートを取得してホテルライフを満喫しましょう。