クレジットカード

ANAカード徹底比較!マイルを貯めるのに最適なカードはコレ!

クレジットカードで貯まったマイルで海外旅行。無料で海外旅行が楽しめればうれしいですよね。ANAの特典航空券をマイルで獲得するためにはANAカードの取得は必須です。しかし、ANAカードは種類やグレードも豊富でどれを選んでよいかわからなくなってしまいます。マイルを貯めるためには、自身の生活スタイルに合ったクレジットカードを選ばなければなりません。ここでは、あなたの生活スタイルに最適なマイルを貯めやすいANAカードを紹介します。これを読めば、上手にマイルを貯めることができるようになり、特典航空券もすぐに入手することが可能となります。

Contents

ANAマイルを貯めるための条件

ANAマイルを貯めるためには、どのような条件でマイルが付与されるのか知っておかなければなりません。ANAマイルは飛行機に搭乗した時以外にも付与される場合があります。ANAマイルが付与される条件を知り、すべてのマイルを取りこぼさずに手に入れれば、マイルを早くそして多く貯めることができるようになるのです。ANAマイルに交換できるクレジットカードの利用方法はANAの公式サイトの紹介では63通り。もちろん、これら63通りすべてを把握しなければならないわけではありません。ここでは、クレジットカードの利用でマイルが付与される主な条件を紹介します。以下の条件をおさえておけば、マイルを取りこぼすことはほとんどないと言ってよいでしょう。さらに細かい条件は、主だったマイル付与条件を踏まえたうえで検索すればよいのです。

ANAの飛行機に乗る

当然のことですが、ANAの飛行機に乗ればマイルを貯めることができます。マイルが貯まる条件は他にもありますが、最も効率的にマイルが貯まるのは飛行機での渡航のときになります。マイルの付与率は区間距離や座席のグレード、クレジットカードの種類によっても異なります。またANAは航空連合であるスターアライアンスに加盟しているため、他の加盟航空会社を利用した際にもマイルを貯めることができます。ANAやスターアライアンスで貯めたマイルは、JALやワンワールドとのマイルの互換性はありませんので注意が必要です。海外へ渡航する際にはANAの飛行機か、スターアライアンスに加盟している航空会社の飛行機を利用するようにしましょう。

クレジットカードを利用する

ANAのクレジットカードはスカイチケットの予約以外でも、あらゆるシーンで利用可能です。商品を買うにしても、サービスを受けるにしても、料金が発生するシチュエーションは数多くあります。ほとんどの決済時に、ANAのクレジットカードを利用することによってマイルを貯めることが可能です。クレジットカードの種類によって、ショッピングにお得なカードもありますし、電車をよく利用する人にお得なカードもあります。また旅行のときにはホテルの予約やレンタカー、海外であればWi-Fiルーターのレンタルなど、スカイチケット以外にも出費が必要となります。これら旅行の際に必要となる商品やサービスはANAと提携している店舗で予約すれば、マイルをお得に貯めることもできます。旅行にかかる費用をANAカードで決済する際には事前にANAと提携している店舗を確認しておくとよいでしょう。

クレジットカードの新規入会や更新、キャンペーン

ANAのクレジットカードに新規入会したり、更新をしたりするとマイルが付与されるカードの種類もあります。付与されるマイルのポイント還元率などに関しては後述します。ANAカードは新規入会後、1年ごとに自動更新されるようになっていて更新するたびにマイルが付与されるカードも存在しています。ANAカードには年会費無料のカードもありますが、カードのグレードによっては高額な年会費がかかるカードもあります。クレジットカードを選ぶときのポイントとして、新規入会時や更新時のマイルの付与や特典と年会費を比較することも必要です。ANAカードでは新規入会のキャンペーンなどをおこなっている期間もあります。キャンペーン期間中に新規入会すれば、通常よりも多くのマイルを受け取ることもあるので新規入会のタイミングも大事です。カードを発行する際には、キャンペーンが実施されていないか事前に調べましょう。

利用シーン別おすすめクレジットカード

ANAカードには多くの種類が存在して、全部で36種類あります。それぞれに年会費やポイント還元率、特典やポイントの変更手数料などの特徴が異なります。そのため、自身に最適なカードがどれなのか選ぶのが難しくなっています。マイルを効率よく貯めるためには、自身の生活スタイルに合ったクレジットカードを選ぶことが大事です。クレジットカードで決済するときには、マイルに還元可能なポイントの付与がある場合が多くあります。したがって、ポイントとして還元される際には取りこぼしなく、さらに利用シーンに応じて還元率が高くなるカードを見極める必要があります。ここでは生活スタイル別のおすすめカードを紹介し、基本スペックも解説します。

飛行機をよく利用する人におすすめのカード

ANAカードは飛行機に乗った時に有利にマイルが貯まるため、どうしても持っておきたいカードです。そのため、ANAカードはすべてマイルを貯めるための必需品となります。そのなかでも、飛行機に乗った時に他のカードと比較して有利にマイルを貯めることができるカードも存在します。さらに日々の生活を送る中で飛行機に乗らずしてマイルを貯めることができるカードもあります。いわゆる「陸マイラー」に大人気のカードがANA VISA ワイドゴールドカードです。ここでは、ANA VISA ワイドゴールドカードの基本スペックと解説を行います。

ANA VISA/Master ワイドゴールドカード

 ANA VISA ワイドゴールドカードの基本情報

年会費 9,500円(税抜)or14,000円(税抜)
国際ブランド VISA/Master/JCB
マイル還元率 1.0%~1.648%
マイル移行手数料 無料
更新ボーナス 2,000マイル
フライトボーナスマイル 25%アップ
付帯保険 5,000万円

ANAワイドゴールドカードはANAカードの中で最もバランスがとれていて、マイルが貯まりやすくマイラーに最も人気のあるカードです。年会費が14,000円(税抜)と一般カードに比べて高い傾向にありますが、ポイントの還元率も高いため結果的に年会費のもとがすぐに取れてしまいます。マイル最大還元率は1.648%となっていますが、三井住友カードの発表によるとこの還元率は2021年までになってしまいました。しかしながら通常の利用でも還元率は1.0%と高還元率を維持しています。一般カードの場合だとマイルへの移行手数料がかかってしまうため、年会費以外の部分で出費が出てしまいます。しかしANAワイドゴールドカードの場合は、マイルへの移行手数料が無料です。ANAワイドゴールドカードでショッピングをして貯まったポイントも手数料を気にせずにマイルへと変更することができるのです。さらにANAワイドゴールドカードは毎年のカード更新ごとに2,000マイルのボーナスがつき、フライトボーナスは25%アップ。ANAの飛行機を利用するたびに、マイルがたくさん貯まっていくのです。海外へ行くことが多いのであれば、国際ブランドは利用シェアの高いVISAかMasterにしておきましょう。

電車をよく利用する人におすすめのカード

ANAカードの中には飛行機だけではなく、電車を利用することによってマイルを貯めることができるカードも存在します。そんな人にとくにおすすめなのがANA To Me CARD(ソラチカカード)とANA Suica カード。日常生活で電車を多く利用する人であれば、電車料金もマイルとして貯めておきましょう。普段の生活で交通費がマイルに還元されればうれしいですよね。この2つのカードは電車を利用する場合でもポイントが貯まるため、飛行機に乗ることなくマイルを獲得できます。電車でマイルを貯めて、旅行は特典航空券と交換できる可能性もあるのです。

ANA To Me CARD(ソラチカカード)

 ANA To Me CARD(ソラチカカード)の基本情報

年会費 2,000円(税抜)、初年度無料
国際ブランド JCB
マイル還元率 0.5%~1.5%
マイル移行手数料 5,000円(税抜)
更新ボーナス 1,000マイル
フライトボーナスマイル 10%
付帯保険 最高1,000万円

 ANA To Me CARD(ソラチカカード)の魅力はなんといってもPASMOチャージや電車の定期券購入時にマイルが貯まるということでしょう。ANAカードは航空会社が発行しているカードのため、飛行機を利用するとき以外はマイルが貯まらないようなイメージがあるかもしれません。しかしANA To Me CARD(ソラチカカード)は東京メトロとも提携しているため地下鉄の利用時にもマイルを貯めることができるのです。ANA To Me CARDが別名でソラチカカードと呼ばれているのは「空(ソラ)」でも「地下(チカ)」でもマイルが貯まるという意味。当然のことながら飛行機に乗る場合もマイルが貯まります。そして、一般カードに属するため年会費も初年度は無料で、翌年から2,000円(税抜)と手ごろな値段になっています。ただしデメリットとして国際ブランドはJCBしかないので、ヨーロッパなどJCBが使えない国々での使用にはやや不便になってしまいます。ANA To Me CARD(ソラチカカード)は普段電車をよく利用して、時々飛行機で遠出をしたいと考えているマイラー初心者の人におすすめのカードです。

ANA VISA Suica カード

 ANA VISA Suica カードの基本情報

年会費 2,000円(税抜)、初年度無料
国際ブランド VISA
マイル還元率 0.5%~1.0%
マイル移行手数料 6,000円(税抜)
更新ボーナス 1,000マイル
フライトボーナスマイル 10%
付帯保険 1,000万円

ANA VISA Suicaカードを1枚持っていれば飛行機や電車、そしてショッピングで使用するときでもマイルを貯めることができます。電車に乗るときでもマイルを貯めたい場合は、メインカードのほかにサブカードを用意しなければならなない場合もあります。しかしサブカードを作ると、使い分けるのに手間がかかりますし年会費も余分に支払う必要がでてきます。ANA VISA Suicaカードはその点で、非常に使いやすくマイルを取りこぼすことなく貯めることができるのがメリットとなります。とくにJR東日本の電車をよく使う人であれば効率よくマイルが貯められます。年会費も初年度無料であり、翌年の更新から2,000円(税抜)と非常に低価格で取得できます。その分、マイルの還元率が0.5%とやや少なくなってしまいますが、5,000円(税抜)の年会費を支払うことでポイントの還元率を1.0%まで引き上げることも可能になります。クレジットカードは1枚にしておきたいが、マイルも取りこぼすことなく取得したいという人にはおすすめのカードとなります。

ショッピングをよくする人におすすめのカード

一般的にクレジットカードは、ショッピングや生活費の支払いに使用するという人が多いでしょう。そういった人はショッピングや生活費などの支払いのときにポイントがたくさん貯まるカードを選びましょう。クレジットカードをショッピング時によく利用するという人には、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOがおすすめです。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOは大手百貨店の東急グループと提携したカードになります。またクレジットカードを利用する初心者の方は、どのカードが自身に一番合ったカードなのか選択できない場合もあります。その場合はANAの一般カードを発行し、慣れてきてから他のカードに移行するようにしましょう。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO

 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOの基本情報

年会費 751円(税抜)~2,000円(税抜)
国際ブランド Master
マイル還元率 0.5%~1.0%
マイル移行手数料 6,000円(税抜)
更新ボーナス 1,000マイル
フライトボーナスマイル 10%
付帯保険 1,000万円

 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOは全国にある東急グループに加盟している百貨店やホテル、電車やタクシーでもマイルが貯められるクレジットカードです。東急グループでのクレジットカード使用で、TOKYUポイントとワールドプレゼントポイントを二重で貯めることができるのが最大の魅力でしょう。この2つのポイントは共にマイルへと変更可能なので、東急グループでショッピングをすることが多い人なら持っておきたいカードです。しかもANA TOKYU POINT ClubQ PASMOは東急グループでのショッピングだけではなく、PASMOと定期券の機能も備わっている多機能クレジットカードとなっています。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOはマイ・ペイすリボに設定すれば年会費が751円(税抜)とかなり安くなります。ただしリボ払いにすると手数料もかかってしまうため、支払いは一括にして手数料をなくすことをおすすめします。毎月の返済額の利用限度額を100万円にしておき、使用料金は100万円以下にしておけばすべて一括での支払いとなります。この方法をとればリボ払い設定にしておき、サービスを受けておきながら実質は一括払いで手数料無料ということになります。

ANA一般カード

ANA 一般カードの基本情報

年会費 1,025円(税抜)~2,000円(税抜)、初年度無料
国際ブランド VISA/Master/JCB
マイル還元率 0.5%~1.0%
マイル移行手数料 5,000円(税抜)~6,000円(税抜)
更新ボーナス 1,000マイル
フライトボーナスマイル 10%
付帯保険 最大1,000万円

 ANAカードだけではなく、クレジットカードの初心者にはANAの一般カードがおすすめになります。マイルの還元や利用方法も、余計な機能がついていなくてわかりやすくなっています。国際ブランドもVISA/Master/JCBの3種類から選ぶことができるので、個人の用途によって選択が可能です。申し込み条件が18歳以上の人なので、主婦(夫)やパート・アルバイト、またフリーターの人や学生(親権者の許可が必要)でも発行が可能です。初めてクレジットカードを作るという人でも審査基準はそこまで厳しいわけではないので、容易に作ることができます。飛行機の搭乗やショッピング時にもマイルが貯まっていくため便利に使えます。年会費も初年度無料で初心者にはおすすめのクレジットカードとなります。ただしマイルの還元率に関しては他のカードと比べると物足りなく感じられる人もいるでしょう。マイルの有効期限が2年間と非常に短期間になっているので、有効期限にも注意が必要となります。ANAカードに使い慣れてきたら、他のカードへの移行やグレードアップをすることをおすすめします。

海外在住の人におすすめのカード

ANAカードの中には、海外在住の人におすすめのカードも存在しています。ここでは台湾在住の人におすすめのCTBC ANA JCB Platinum カードとCTBC ANA VISA Signature カード、アメリカ在住の人におすすめのANA CARD USAを紹介します。クレジットカードは国際的にも通用するサービスですが、国や文化によってクレジットカードに対する考え方は多様であり審査基準も様々です。そのため、海外で日本以外の会社が発行しているクレジットカードを発行するには難易度が高くなります。ANAが発行している海外在住者向けのクレジットカードは海外の住居を証明する必要はありますが、審査は基本的に日本の会社がおこないます。そのため、海外の会社が発行しているクレジットカードよりも審査の難易度は下がります。

CTBC ANA JCB Platinum カードor CTBC ANA VISA Signature カード

CTBC ANA JCB Platinum カードor CTBC ANA VISA Signature カードの基本情報

年会費 1,500TWD、初年度年会費無料
国際ブランド VISA/JCB
マイル還元率 40TWD=1ポイント
マイル移行手数料 無料
更新ボーナス なし
フライトボーナスマイル 10%

 CTBC ANA JCB Platinum カードや CTBC ANA VISA Signature カードは台湾で生活をしている日本人の人向けに作られたカードです。ANAと中国信託商業銀行が提携して作られています。台湾への長期滞在や、半永住を希望する人には作っておいて損のないクレジットカードです。年会費は日本円にすると約5,000円強(2019年9月現在のレート1台湾ドル=3.5円で計算)であり、他のANAカードと比べて平均的な水準の料金です。台湾の空港を利用して際には空港までのハイヤーを無料で利用することが可能です。また、このカードを持ていれば、ビジネスクラスのチェックインカウンターから登場することができるようになります。台湾や日本以外の空港でもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用できるので、混雑する海外の空港では便利になります。そして、日本国内にたくさん店舗を構えているビックカメラで免税と割引がなされます。日本と台湾を行き来する人にはおすすめのカードです。

ANA CARD USA

ANA CARD USAの基本情報

年会費 70USD
国際ブランド VISA
マイル還元率 1USD=1マイル
マイル移行手数料 なし
更新ボーナス 初回利用ボーナスとして最大5,000マイル
フライトボーナスマイル 25%

 

ANA CARD USAはアメリカに在住している証明をすれば、簡単に作ることができるクレジットカードです。アメリカは日本以上にクレジットカード大国でもあります。スーパーやコンビニでの決済はクレジットカードでの支払いが基本となりますし、クレジットカードを持っていなければ信用をしてもらえません。そのため、アメリカで生活をしていくためにはクレジットカードの取得は必須といってよいでしょう。しかしながら、アメリカの会社が発行しているクレジットカードの使用履歴が無い人は、新規でクレジットカードを発行することが難しくなってしまいます。なぜなら日本で生活しているときに使用していた、日本の会社が発行しているクレジットカードではアメリカでの履歴にならないからです。つまりクレジットカード使用の履歴がない「スーパーホワイト」の状態となってしまいます。アメリカで生活していくにはクレジットカードが必須であるにもかかわらず、審査が厳しく発行できないというケースもあります。そこでANAが発行しているANA CARD USAを取得しておく必要性がでてくるのです。このカードを利用しておけば、アメリカでのクレジット利用履歴にもなるので信用を積み重ねることにもなります。アメリカの会社が発行しているクレジットカードの審査が通らない場合もあるので、先にANA CARD USAを「取得しておきましょう。

ラグジュアリーな旅をしたい人におすすめのカード

クレジットカードにはグレードがあり、最高のグレードであるプラチナを所有していると他のカードでは受けられないサービスを受けることができるようになります。出張や旅行では慣れない土地での生活や長い距離の移動、そして飛行機の渡航時間までの待機時間などで疲れが溜まってしまいがちです。特に飛行機のフライト時間は乗客の安全のために、延期になることも多くあります。したがって、飛行機のフライト時間までの待機時間も長くなってしまいます。しかしながら、ANAのプラチナカードを所有している人は一般の人では入ることができない空港ラウンジで、リラックスをしながらフライト時間までを過ごすことができるようになります。年会費の高さやカード取得の難易度は上がりますが、自身のステイタスにもなりますのでチャンスがあれば持っておきたいカードです。

ANA アメリカンエキスプレスカード プラチナ

ANA アメリカンエキスプレスカード プラチナの基本情報

年会費 15,0,000円
国際ブランド アメリカンエキスプレス
マイル還元率 1.0%~2.5%
マイル移行手数料 無料
更新ボーナス 10,000マイル
フライトボーナスマイル 50%
付帯保険 最大1億円

 ANA アメリカンエキスプレスカード プラチナはクレジットカードの中で最もステイタスの高いアメリカンエキスプレスと、ANAが提携して発行しているクレジットカードです。ANAのグループ会社でカードを利用すれば2.5倍のマイル還元率。つまり2.5%という還元率をほこります。年会費は150,000円(税抜)と高額になりますが、更新ボーナスマイルとフライトボーナス、マイルの還元率を合わせればすぐに年会費分のマイルも貯まります。飛行機のフライトまでの待ち時間もANA アメリカンエキスプレスカード プラチナを持っているだけで国内外にあるVIP専用の空港ラウンジを無料で利用することができます。このラウンジ内はゆったりとした空間でありお茶やお酒を楽しむこともできるため、待ち時間も心身ともにリラックスしながら過ごせます。ANA アメリカンエキスプレスカード プラチナの付帯保険は最大で1億円です。これ1枚で病気やけがをしてしまった場合でも、安心して海外の病院で治療を受けることができます。ANA アメリカンエキスプレスカード プラチナを持っていれば、国内外すべての空港や病院、ホテルでも最高の待遇で迎えてくれることになります。

ANA ダイナースカード プラチナ

ANA ダイナースカード プラチナの基本情報

年会費 155,000円(税抜)
国際ブランド ダイナースクラブ
マイル還元率 1.5%~2.5%
マイル移行手数料 無料
更新ボーナス 10,000マイル
フライトボーナスマイル 50%
付帯保険 最大1億円

 ANA ダイナースカード プラチナは、ANAとダイナースクラブが提携して発行してるクレジットカードで最高のグレードとなります。アメリカンエキスプレスと同様に、保有者は国内外すべての場所でVIPとして招待されるカードとなります。年会費は155,000円(税抜)と高額になりますが、マイルの還元率や更新ボーナス、フライトボーナスなどを見ればその年会費でも納得のいく数字となっています。空港内に設置しているラグジュアリーなラウンジでお酒を楽しむもよし、仕事をするもよしの至れり尽くせりの過ごし方ができます。24時間365日対応のコンシェルジュがホテルや移動手段、ツアー予約からお土産の購入まで、自身の旅のすべてをサポートしてくれます。コンシェルジュサービスがあるため、土地勘が無く言葉も通じない国でも安心です。付帯保険の国内外で最大1億円が自動付帯されます。海外で思わぬ事故に遭遇しても、ANA ダイナースカード プラチナを1枚持っていれば安心して治療を受けられます。アメリカンエキスプレスに次いでステイタスが高いとされるダイナースクラブカード。持っていればVIPな対応を保証してくれます。

学生の人におすすめのカード

ANAカードの中には、学生のために作られたカードもあります。とくにおすすめしたいのがANA JCB カード(学生用)。収入が不安定な学生は正社員として働いている社会人よりもクレジットカードを作ることが難しい傾向にあります。そのため旅行や帰省などで飛行機を利用したとしても、マイルを貯めることができない学生の人もいます。そうすると、飛行機に乗れば乗るほどマイルを取りこぼしてしまうため、クレジットカードを持っている人と比べて大幅に損をしてしまいます。学生の間はむしろ社会人よりも自由な時間があるため、海外へ旅行に出かけることが多い人もいるでしょう。そんな時でもANAカードでマイルを貯めていけば、費用の点でさらに行動範囲も広げられます。学生の間だけ限定で受けられるサービスもありますので、学生の人はぜひとも取得しておきましょう。

ANA JCB カード(学生用)

年会費 在学中無料
国際ブランド VISA/Master/JCB
マイル還元率 0.5%~1.0%
マイル移行手数料 JCBは無料
更新ボーナス 1,000円(税抜)
フライトボーナスマイル 10%
付帯保険 ショッピング保険100万円

 ANA JCB カード(学生用)の最も魅力的な点は年会費無料でマイルを貯められる点にあるでしょう。クレジットカードの機能としては一般カードと同様です。しかもANA JCB カード(学生用)の場合は学生向けのキャンペーンも用意しているため、一般カードよりも優れたカードになっています。先ほど紹介した一般カードと同様の機能とポイント還元率、さらに学校を卒業した際に2,000マイルがもらえる「卒業マイル」。ANAの飛行機の搭乗区間が一定の距離に達すると多くの特典がもらえる、「プレミアムポイント達成時ボーナス」などが追加されています。ANAの学生用カードには国際ブランドとしてVISAやMasterも存在していますが、ポイントのマイル移行手数料が発生してしまうため、JCBが最もコスパの安いカードとなります。コスパの良いANA JCB カード(学生用)の弱点は海外旅行の保険がついていないという点です。海外へ行く場合は他の付帯保険のあるクレジットカードを持っていくか、別途保険に加入する必要があります。学生の間は一般カードよりも特典の多い、ANA JCB カード(学生用)の利用を検討してみるべきでしょう。

18歳以上29歳以下の人におすすめのカード

年齢が若い人であれば、単純に一般カードを申し込むよりもANA JCBカード ZEROがおすすめです。ANAカードの中には18歳以上であれば発行できるクレジットカードはたくさんあります。しかし18歳以上29歳以下と年齢制限内で、お得なカードもあります。この年齢制限の対象となる人はANA JCBカード ZEROの申し込みを検討しておくべきでしょう。先ほど紹介した学生限定のカードとは異なり、このカードは学生の人には申し込みできないカードとなっています。そのため、年齢が若く学生ではない人におすすめとなります。期間限定のカードであるため、その分マイルを貯めることができるなど特典もたくさんあります。申し込みの年齢制限もありますが、カードの使用有効期限もあるので注意が必要です。

 ANA JCBカード ZERO

年会費 無料
国際ブランド JCB
マイル還元率 0.5%~1.0%
マイル移行手数料 無料
更新ボーナス なし
フライトボーナスマイル なし
付帯保険 ショッピング保険100万円

ANA JCBカード ZEROも学生用のクレジットカード同様にANAカードではめずらしい年会費無料のクレジットカードとなります。申し込み可能なのは18歳以上29歳以下の人だけの限定カードです。年会費無料でマイルが貯められるので、クレジットカードの初心者にはおすすめのカードです。ただしマイルの還元率も低く、お得とは言えないカードとなります。付帯保険もショッピング保険が100万円つくだけなので、国内・海外の旅行の際には他の付帯保険がついているクレジットカードを携帯する必要があるでしょう。ANA JCBカード ZEROは年齢制限のほかに、5年間の期間限定の条件も用意されています。そのため、5年がたつと審査後にANA JCB 一般カードへと移行することになります。ANA JCBカード ZEROはマイラー初心者のためのクレジットカードであり、慣れてきたら他の種類のカードへと移行することが望ましいです。他のクレジットカードの種類へと移行するまでの期間も年会費無料で、マイルを貯められる点がANA JCBカード ZEROの大きなメリットとなります。

さらにマイルを貯めるために

ANAカードを利用してマイルを貯める場合はカードの種類の選別やグレードアップだけではなく、様々なオプションサービスを利用する必要があります。とくに自身が選んだカードの基本的なポイント還元率だけでは、物足りない人はオプションを検討すべきです。カード利用時のマイルの取りこぼしをなくし、すべての決済時にマイルの還元率が高まれば鬼に金棒です。ここからはクレジットカードを発行した後におこなうことでマイルの貯まりが早くなるコツを紹介します。

ANAマイレージモール経由でショッピング

ANAカードを所有している人はANAマイレージモールを経由してショッピングをすれば、さらにお得にポイントを貯めることができるようになります。ANAマイレージモールは、ANAカードを所有しているマイレージクラブ会員に向けたポイントサイトです。このモールには楽天市場やYahoo!ショッピング、ユニクロなどの大手の通販サイトも含まれています。ANAマイレージモールを経由してからショッピングを行うことで、通常のショッピングの際よりもマイルの還元率が上がります。日々更新されるキャンペーンによっては、通常の何倍ものマイルを獲得することができます。通販でのショッピングを行う際にはANAマイレージクラブを必ず経由してからおこなうようにしましょう。

SFC修行をする

ANAのクレジットカードを持っているのであれば、スーパーフライヤーズカードのステイタスをあげればマイルの還元率が高くなります。これは一般的にSFC修行と呼ばれています。このカードは通常の申し込みでは取得することができません。一定の搭乗実績があれば、取得が可能になるクレジットカードです。グレードはブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドに分けられていて、ANAを多く利用する上級会員の人は通常よりも優遇されたサービスが受けられるようになるのです。受けられるサービスは空港ラウンジの無料使用やコンシェルジュサービスなどもありますが、マイルの還元率も優遇されます。ショッピングなどクレジットカードを使用した時の還元率や、フライトボーナスマイルも100%以上になる場合もあります。またグレードが上がれば、マイルの有効期限も延長することが可能になるのです。時間に余裕がある人は、SFC修行をして上級会員となりマイルの還元率も高めましょう。

 ANA カードは出張や旅行が多い人にメリットが多い

日本国内にはクレジットカードは多数ありますが、ANAカードは出張や旅行が多い人は持っておくべきカードです。ANAカード以外のクレジットカードで飛行機の予約をした場合と、ANAカードで飛行機の予約をした場合ではマイルの還元によってお得度に雲泥の差が生まれてきます。数回の飛行機での渡航のうち1回でも飛行機の料金が無料になるとすれば、かなりお得に旅行を楽しむことができます。ANAカードは飛行機の予約のときだけではなく、飛行機を利用した際に発生するサービスや商品に対してもマイル還元率が高まりますし、料金の割引対象にもなります。ここからは、個別にANAカードを利用することで受けられるメリットを紹介していきます。

 ホテルの宿泊料金が割引

ANAカードを持っていれば、飛行機代だけではなく旅行先のホテルでもメリットがあります。旅行や出張のときにはホテルの予約は必須です。飛行機の料金と共に、大きな出費となるのがホテル代です。ANAカードを持っていれば、ANAと提携しているホテルに宿泊する際に割引価格で利用することができるのです。またANAのクレジットカードを利用して宿泊先のホテルを予約すると、ホテルの割引だけではなくマイルの還元もされるためさらにお得になります。ホテルによっては、ANAカードを利用して予約をした人に限定でウェルカムドリンクや朝食が無料になるサービスをおこなっているところもあります。旅行の際に利用するホテル代は、ピンからキリまでありますが決して安い値段ではありません。ANAカードを持っている人は提携している店舗でのホテル代が割引になり、マイルにも還元されるため二重で料金が安くなるのです。

 レンタカーが割引になる

ANAカードを持っていれば、レンタカーを利用する場合に便利です。日本国内でも海外でも、東京のように電車での移動だけで事足りる場所はなかなかありません。そこで多くの人が利用するのがレンタカーのサービスです。ほとんどの空港にはレンタカー会社が併設されており、レンタカーの準備が整っています。なかでもANAと提携しているレンタカー会社を利用すれば、料金が割引きになりマイルも貯めることが可能です。また車での移動にはガソリンの給油も必要となります。ANAカードの中には、ガソリンの給油のときにはエネオスや出光興産、エッソ・モービル・ゼネラルを利用すれば通常よりも高還元率でマイルを貯められます。そのためANAカードを持っていれば、レンタカー料金が割引になりマイルも還元されガソリンの給油時にもマイルが貯められるようになるのです。

 Wi-Fiのルーターレンタルでポイントがたまる

ANAカードを持っていれば、Wi-Fiレンタルもお得にできます。国内では必要のないWi-Fiルーターですが、海外への出張のときや旅行のときには必須となります。スマホは人との連絡だけではなく、ホテルの予約や土地勘のない場所で地図を表示してくれるなど便利に利用できます。しかし、当然のことではありますがスマホも電波がつながっていなければ利用することができません。海外では日本とは違う電波のシステムを使用しているため、スマホも海外では使用することができなくなってしまいます。そこで、便利なサービスがWi-Fiのレンタルです。空港にはWi-Fiルーターのレンタル会社も併設されています。ANAと提携しているWi-Fiレンタル会社であれば、割引料金でレンタルができてマイルも貯めることができます。

 空港までのアクセス時にもマイルが貯まる

ANAカードを所有していれば、空港までの移動もお得になります。飛行機に乗るためには空港に行く必要がありますし、家から空港までも移動が必要になります。先ほどおすすめしたカードの中には電車を利用したときにマイルが貯まるカードもありました。さらにANAカードの中には、空港までの交通に便利なサービスもあります。ANAカードの公式サイトから京成スカイライナーの切符を予約すれば、便利にマイルを貯めることも可能です。京成スカイライナーは、都心から成田空港へのアクセス時に利用する人が多くいます。成田空港への最速で移動できますし、ネット予約をすれば混雑時でも安心です。普通電車よりも料金が高額なので、マイルも貯まりやすくなっています。

 空港内でのショッピングがお得になる

ANAカードを持っていると、空港内でのショッピングや食事がお得になります。空港内には免税店のほか、お土産屋さんやレストランが数多く店舗を構えています。空港ではお土産を購入する人もいるでしょうし、ブランド商品のショッピングを楽しむ人もいるでしょう。また、空港内で食事を楽しむ人もいます。ANAカードを持っていると空港内にあるANA FESTAの商品が10%オフ、AstyleやANA DUTY FREE SHOPでも5%オフの値段で利用することが可能です。さらに飛行機での渡航中の機内販売も10%オフで購入することができます。もちろん、すべての決済に対してマイルが還元されます。ANAカードは空港内のANA提携ショップや、ANAの飛行機内でもマイルを貯めることができるのです。

ANAカードはハワイでとくに便利

ANAカードはハワイでとくに便利に使用することができます。ハワイは日本人に根強い人気のある南国の楽園です。1度ならず、2度3度と訪れる人も多くいます。ハワイにある施設やサービスには、ANAと提携している店舗が数多く存在しています。ANAカードを持っていると、ハワイにあるANAグローバルホテルの割引と優先利用が可能です。また、空港からホテルまでの送迎も予約することができますし、ANAが展開しているレンタカーを利用することもできます。またハワイには多くの離島があり、短い距離ではありますが移動にはセスナをチャーターしなければなりません。ANAカードを持っていれば、専用のチャーター機を利用することも可能になるのです。もちろんセスナのチャーターでも、マイルを貯めることもできます。

ANAカードの特典航空券で素敵な旅を

ANAカードは自分の生活スタイルに合わせれば、上手に取りこぼすことなくマイルを貯めることができるようになります。また、マイルを増やすためにはSFC修行などにもチャレンジしてみれば、さらにマイルを貯めやすくなります。しかしながら、貯めたマイルには有効期限もあります。せっかく貯めたマイルも、有効期限が切れてしまっては元も子もありません。有効期限内に使い切るか、有効期限が無いクレジットカードに変更するなどの対応をしておきましょう。マイルを上手に使えば、自身の旅をさらに楽しいものにすることができます。自身に最適なクレジットカードを選び快適な旅を楽しみましょう。